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2018年3月1日木曜日

平成29年度大飯中だより 3月号

 ≪今年度を振り返って≫
 1月に1度の大雪、そして2月にも嶺北中心の雪で登下校に影響がありましたが、大きな事故もなく無事過ごすことが出来ました。御協力ありがとうございました。また、インフルエンザの方では、1月に4つの学級を閉鎖しなければならない事態になり大変ご心配をおかけしましたが、完全休養宣言を出し御家庭の御協力もあって罹患者が誰もいない状態になり、2月も落ち着き今を迎えています。

 さて、今年度を振り返って、今の大飯中学校の生徒や学校の雰囲気は大変落ち着いており、授業へ向かう態度も良好であり、社会規範についても外れることなくバランスよく成長しています。それは、生徒自身の努力の成果であり、保護者の皆様の御協力のおかげと思っています。授業の様子を見ても、よく考え発言も多く、グループで考えたり、ペアで相談したりの切り替えも素早くできます。話し合うことを重視し、先生の話を聞くだけではなく、生徒同士の話し合いから新しい気付きが生まれるようになってきました。受け身一辺倒の学習態度では、将来に生きて働く力になりません。自分から発言し、ここから先が分からないと言えるような学習集団になって欲しいと願っています。
 前期生徒会執行部の3年生の中の女子2人が、全校行事企画のことだけではなく何か学校のためにできることはないかと、1学期の途中から自主的に早朝清掃活動を始めました。生徒玄関の土汚れを掃いてきれいにしたり、全生徒の靴入れをぞうきんで拭いたりしてくれました。時にはグラウンドの草取りもしている姿を見ました。時々ではなく天候にもよりますが、中や外の汚れているところを自分で見つけてきれいにする活動を、2学期の生徒会新執行部が決まるまで続けました。これを見ていた次の2年生の執行部のメンバーも自発的に続けるようになりました。台風があった後の日には、自転車小屋や溝にたまった落ち葉を進んで片付け、大雪が降ったら雪かきに精を出し道を作ってくれました。この行為は、誰かに褒めてもらおうとか、みんなから認めてもらおうとか、執行部の義務だからというような考えではなく、純粋に学校のためにみんなのために何かしたいという思いからやってくれていました。こんな素敵な生徒がいることを誇りに思うと同時に、今の大飯中の落ち着いた雰囲気を作り出している中心の役割を果たしてくれていることに感謝しています。しかし、いいことばかりではありません。時には、生活態度のことや授業中の心配な様子をお伝えさせていただきました。それをしっかり受け止め、子どもと共に考えていただいたおかげで、生徒の様子が変わっていったこともありました。
 この1年間の学校の取組に対しまして、保護者皆様の御理解と御協力をいただいたおかげで、今があると深く感謝しております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2年生伝承料理教室
みんなで協力して作った押し鯖ずしは、とてもおいしかったです。

 ≪今の学年もあと1ヶ月、何をするか!?≫
 3年生は受験まで、そして卒業まで1日1日を大切に過ごし、悔いのない結果を出して欲しいです。そのためにも生活リズムを整え、頭や体がよく働くように心がけてください。
 1・2年生は、次の学年へ進むための準備をお願いします。その準備とは、自分は何をすればいいのかを自分で考え見つけることです。次の学年で何をしたいのか、どんな人になりたいのか、何を目指すのか、深く考えてみてください。答えは自分の中にあると思います。それを見つけはっきりさせるために、誰かに話してみるといいです。話しているうちにきっと答えが見つかります。
 その話し相手ができるように努めるのが親だと思います。親としての考えがあると思いますが、押し付けず子どもの内にある考えを引き出してやり、それを実現するためのアドバイスや自分の失敗談を加えていただきますと、その話から自然に考え学んでいきます。子どもの人生は本人が切り開いていくしかなく、親が決めることはできません。進級するこのタイミングを節目とし、一度ゆっくりと話し合っていただけたらと思います。

2018年2月2日金曜日

平成29年度大飯中だより 2月号

  ≪寒さと厳しさを乗り越えて≫
 1月のスタートからインフルエンザで休む生徒が少し出てきていましたが、中旬に入り感染が拡大し4つの学級を閉鎖せざるを得ない状況になりました。その週の部活動も中止し土日の期間は完全休養日として積極的予防に努め、皆様の御協力のおかげで1月29日(月)には罹患者が2名になり、ようやく平常通りの学校生活を送ることができるようになりました。油断はできないので、今後も予防を!
 3年生は1月中旬に推薦入試を終え、2月に入ると私立高校の入試と県立高校の願書提出の時期に入っていきます。人生初めての試練ともいえる入試に向かっていきます。みんな精神的に不安定で厳しい状況に入っていますが、仲間と励まし合い自分を信じて日々がんばっています。辛い時もあると思いますが、逃げないでやるべきことをしっかりとやっていくことです。その積み重ねと努力したことが、入学してからの大きな力となります。3年生にとって苦しく辛い時期ですが、それを乗り越えた自分の姿を想像し、毎日の積み重ねを大切にしていってください。
 1・2年生は、3年生の状況を理解して、心からの応援をお願いします。やがて自分の時がやってきます。今は、自分自身が立てた目標を実現するためにしっかり取り組み、目の前の課題に集中していくことが重要です。今年度もあと2ヶ月となりました。最後の貴重な3学期を充実したものにして下さい。

 ≪大飯中の誇り≫ 学校評価の保護者アンケート結果から一部分の速報
 保護者の皆様に御協力いただきましたアンケートの「大飯中の誇り」について、お知らせいたします。「大飯中の誇り」になるように取り組んできた3年目、家庭でできている内容がはっきりしてきました。
○挨拶 …2年連続で90%近くの家庭で挨拶が出来ています。しかも「とても」が50%以上!も継続です。学校での挨拶はできているので、家庭での習慣がそのまま学校で出ているのかもしれません。これがまさしく家庭と学校と双方の取組による相乗効果ではないでしょうか。
○手伝い…半数の家庭で手伝いが出来ています。学校での清掃活動は素晴らしいので、家庭でのお手伝い等にいい行動が現れることを期待します。
○靴揃え…半数の家庭で靴や着替えを整頓することが出来ています。今年度は着替えの整頓も加えましたが、概ね同じ状況でした。学校での靴揃えはよくできていますし、着替えをたたみ整頓できる生徒が増えていますので、他の場面でも波及して欲しいです。

 基本的な生活習慣の3つのことを当たり前にできることが、人としての成長につながっていきます。挨拶で人との関係を作り、みんなのために役に立つことを行い、心をそろえて物事を考えることができる人になって欲しいと願っています。引き続き御家庭の御協力をよろしくお願いします。

2018年1月9日火曜日

平成29年度大飯中だより 1月号

 新年 明けましておめでとうございます
 謹んで新年のお慶びを申し上げます。昨年は保護者や地域の皆様にいろいろとお世話になり、ありがとうございました。本年も本校職員一丸となって、本校の教育活動に取り組んでまいりますので、なお一層の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

  ≪やらなければ何も始まらない!≫
 今年も雪のない正月を迎え、いかがお過ごしでしたでしょうか。今年も時間の許される限り、駅伝を見ていました。1日は、社会人のニューイヤー駅伝で、おおい町出身の早川翼選手が7区アンカーで区間賞を取るという見事な走りを見せてくれました。2,3日の大学箱根駅伝では、数々のドラマを見せていただきました。それぞれの選手が様々な思いを抱き、予選会から勝ち上がり出場できたチーム、また、選抜選手として選ばれて初めて出場する選手を含め、精一杯走る姿を通して見る者に感動を与えてくれました。
 この大会に照準を合わせ走り込んでいき、1年目から結果を出せる選手もいます。ついていくだけで精一杯の1年目から4年間の走り込みでやっと出場がかなった選手もいるでしょう。しかし、けがや故障で走れず目立った結果を出せず卒業していく選手も少なくないと聞きます。結果はいずれに出ようとも、自分自身が決めて選んでその道を進み、その夢を実現させようと努力していくそのことに大きな価値があります。本校卒業生の美方高校2年の時岡宗生選手は、12月にあった全国高校駅伝に出場し、7区アンカーを務め区間22位の見事な激走を見せてくれました。今後の成長に期待が膨らみます。
 夢を持ち、その夢を実現させるための目標を立て、具体的な行動目標を作ることが必要です。日々の行動目標に取り組み、目標に向かっていく自分自身がそこにいる実感を持つことです。結果はすぐに出ませんし、あきらめの気持ちが出てきたり、続けていくことに苦痛を感じたりするでしょう。やろうと決めたら、すぐ始めることが最も重要です。3日坊主と言われてもいい、3日間つづけた事実が残り、1日休んでもそこからまた3日続ければ積み重ねが出来ていきます。失敗はつきものですが、決して格好悪いことではありません。あなたの努力とあきらめない態度を、周りの人は必ず見ていて評価してくれます。やらなければ何も始まりません。夢の実現に向かって頑張れ、大飯中生!

  ≪進路実現ついて≫
 この時期の3年生の多くは、自分の進路をほぼ定めている状況になっています。遡れば、6月に高校説明会、夏休み中にオープンキャンパスへの参加、9月に第1回進路希望調査、11月に学力診断テスト、11月末に3者懇談会と進めてきていますので、自分の将来を考えて実現できるよう高校等を決定してきています。しかし、まだまだ迷いが吹っ切れない生徒もいます。学校にこだわるのか、学科にこだわるのか、十分に考えていただき結論を出さなければなりません。社会に出て働くようになった時には、どこの学校を卒業したということよりも、何ができるのか、どんなことをしてきたのか等が、問われることが多いようです。在学中に取得できる各種国家資格は大切です。2月には願書の提出時期がやってきますので、それまでにもう一度進路決定の理由をしっかり聞いていただき、大きな目標の実現のために高校等への進路実現を果たすことができますよう、御家庭での御支援をお願いいたします。
 この時期までに、いろんな人やことに出会わせ、様々なことに興味関心を高め、やってみたい、見てみたい、読んでみたい等の幅を広げてやるのも親の務めです。忙しい中にもちょっとした仕掛けをしたり、一緒に農作業をしたり、新しい出会いに立ち会わせたりと、新しい体験や感動が将来を考えていくエネルギーとなっていきます。新年を迎えたこの時期、親子で初○○を計画されてはいかがでしょうか。

2017年12月1日金曜日

平成29年度大飯中だより 12月号

  ≪学校公開週間から≫
 11月13日(月)から5日間、どの時間帯に参観していただいてもいいように公開週間を設定しました。多くの保護者の皆様にお越しいただくことが出来ず、宣伝不足やその意義をお伝えする努力が不足していたのではないかと反省しています。来ていただきました方から以下の感想をいただきました。
○楽しそうに授業を受けており、話を聞くときは聞く、話し合う時は話し合うと、メリハリが出来ていたと思います。
○みんなしっかり挨拶をしてくれました。放課後も見させていただく機会を作っていただきありがとうございました。
○積極的に発言しているし、授業の邪魔をしたり興味なさそうにしている子もいなくて、いい雰囲気だと思いました。子どもたちの間の「いじり」が「いじめ」にならないように心を配ってくださりありがとうございます。大飯中の先生のことは信頼しています。今後ともよろしくお願いいたします。
 概ね肯定的にとらえていただいていることをありがたく思います。中学校ではどのような授業がどんな雰囲気で行われているのかを、実際に御自分の目で見て知っていただくことが大切です。子どもさんが「来ないで。」と言っていても、親パワーで押し切り多くの方が参観くださるようになると、親が来るのも当たり前になってくるのでしょう。次回このような計画をした際には、逃さず参観くださいますようお願いいたします。

  ≪SNSの利用について≫
 11月初旬に行った生活アンケートの結果の一部分です。SNSとは、下記※のとおり、個人やグループ、場合によっては世界中の人々とコミュニケーションをとることができる便利なサービスです。その利用時間を見てみますと、
 ・約2時間 …11%
 ・約3時間 …5%
 ・4時間以上…7%
 合わせて、2割以上の子が2時間以上のやり取りを続けている現状があります。この状況を親として知っていただき、ただ「長時間するな。」というのではなく、なぜそのような状況になっているのかを聞き、よく話し合っていただきたいと思います。また、SNS憲章を8割以上の子は守っている状態ですので、機器を与えた親の責任として、しっかりと御自分の子どもさんの状況を知っておいていただくことが大切です。
グループの中での会話の未読・既読・返信の問題、感情や顔が見えないテキストだけの会話からくる誤解、乱暴な内容やいじめを誘発させるような内容、常に自己責任が伴っています。一旦書き込んだ内容や写真は決して消えることがありません。グループ内だけにとどまらず、インターネットを通じて広がっていきます。生活時間の問題と人間関係のトラブルとを含んだ現代の課題です。PTA講演会でも取り上げていただきました。皆さんの御家庭は大丈夫でしょうか。
※SNSとは…インターネットのネットワークを通じて、人と人をつなぎコミュニケーションが図れるように設計された会員制サービス。social networking serviceの略。(mixi、LINE、Facebook、Twitter、Instagramなど)他に、動画投稿サイトで交流などもある。


2017年11月1日水曜日

平成29年度大飯中だより 11月号

  ≪池田中学校の事件から≫
 10月16日(月)の新聞の見出し、「教員指導 要因で自殺」に愕然としました。大飯中学校の生徒を預かっている校長として、教育に携わるものとして、憤りを強く感じました。学校は安全なところである、教員は生徒の成長ために頑張っている、教員は生徒のよき理解者である、という根本を崩すものでした。いったいどんなことが起きていたのか、想像することさえしたくありませんでした。数日後、調査委員会の報告書の要約版が公表され、これまでの経緯や生徒の状況や関わった教員、校長等の言動などの状況が掲載されました。HPからも報告書の要約版を入手し、全職員に読んでもらいました。
 この件を非常に重く受けとめ、全職員で指導の在り方が適切かどうか振り返り、これからの生徒との関わり方をどうしていくかを話し合いました。今後は、以下のことに留意し指導に当たっていきます。

○生徒を理解することを大切にし、些細なことでも情報を共有する。自分本位で考えるのではなく、多方面からの視点を持ち、誰のための指導であるのかを常に問いかけていく。
○何もない時から保護者とのつながりを大切にし、学校での様子を知らせながら生徒の健全な育ちのために連携し協力していく。
○1人の教員だけでなく複数の教員で情報を共有し、適切な指導であるか考えながら役割を分担しチームで指導を進め、また生徒が相談しやすい環境を整えていく。
○校長まで情報が届くよう、報告、相談を欠かさない。

 これまでの指導において適切でなかった時、指摘やお叱りを受けたこともありました。ありがたい連絡と受け止めて事実を確かめ、お詫びしたり説明させていただいたりしてきました。それによって気づかされたり、丁寧に対応することが必要だということを痛感してきました。今後もお気づきの点がありましたら、お知らせくだされば適切に対応いたします。よろしくお願いいたします。

  ≪より知っていただくために、学校生活の全てを公開します≫
 現在、学校全体の雰囲気は穏やかでそして活気があり、大変落ち着いた学校生活を送っています。9月の文化祭の合唱等で見ていただいた通り、一所懸命に取り組んでいる姿がありました。教員も生徒一人一人が現状よりもさらに良くなっていくよう助言したり、励ましたりして努力していますが、そのような場面をお見せすることができないのが残念です。
 そこで、行事だけでなく普段の学校生活の全てを、そのままのありようを全て公開し、見ていただく機会を11月に設定いたします。教員の授業の様子や生徒の様子、休み時間の教員や生徒の様子、学校生活の1日を全て公開いたします。朝から部活動まで、いつの時間に来ていただいても参観出来るようにし、教室へも入りやすいよう配慮いたします。また設定は平日の予定ですが、来ていただきやすいよう日を限定せずに数日間を計画します。方法や内容については、近日中に文書でお知らせいたしますので、それを見て御確認いただきたいと思います。

  ≪熱心な指導と業務改善≫
 部活動を例にとりますと、チームが強くなるにつれ指導が厳しくなるのが常です。監督から個人への要求がさらに高度なものへと変化し、生徒の生活面へも改善が求められます。練習時間が長くなり、監督も自分の時間を犠牲にして全てを生徒のために打ち込みます。その結果、素晴らしい成果が得られ、生徒も充実した日々を送り人間的にも成長していきます。しかし、部活動も勤務の範囲内なので勤務時間の問題を抱えていますし、何よりも生徒の休養と休日に家族で過ごす時間も重要です。平日の残業、休日の部活動と合わせて1ヶ月100時間以上の超過勤務の教員がいる現状があります。平日の業務改善と部活動の練習の在り方について、今後検討していく必要があります。今までの常識にとらわれず、改善可能な内容の洗い出しをしています。どうか御理解をお願いいたします。

2017年10月2日月曜日

平成29年度大飯中だより 10月号

  ≪校内文化祭から≫ 9月16日(土)
 2学期に入って教室やホール、体育館から歌声が一杯聞こえ出し、本格的に合唱モードに入っていきました。歌い込んだ成果を当日発揮し、保護者の皆さんに素晴らしい歌声を届けることが出来ました。また、PTA総務部、厚生部の部長様はじめ関係の皆様のおかげで、ふれあいバザー、まごころバザーを運営していただき、ありがとうございました。そして、午後の体験コーナーでは、特技を持った地域の方々の指導を受けて、学校では学ぶことができない知識や技術を教えていただきました。生徒にとって意味ある家族で過ごしているような楽しい1日となりました。
 練習開始の歌い始めのころは声が出ませんし、なんといっても気持ちが前を向いていなくて、お世辞にもほめることはできない状態でした。ところが日を重ねるにつれて、担任と音楽の先生の指導や自分たちでの話し合いでそれを乗り越え、歌うことが楽しく感じたり、このクラスのみんなで歌うことが楽しいと感じたりできるように変わっていきました。結果はさすが3年生、気持ちをしっかり込めて歌い上げどちらのクラスも素晴らしい合唱でした。振り返りの感想からは、学級がまとまっていったことへの実感とみんなで一緒にいい合唱が出来たことへの大きな満足感が感じ取れます。ここに行きつくまでが大変なんですが、担任としての大きな喜びでもあります。
 2年生の生徒がこんな感想を書いています。「私たちの合唱はみんなで心を一つにして全力で歌いましたが、3年生の合唱はそれ以上に一人一人が自分の気持ちと共に歌っていました。自分たちと比べながら、3年生が思いを込めて歌っている姿を見て、来年はそれ以上にすごい合唱にしたいと思えました。」3年生は後輩に素晴らしい財産を残し、後輩はその姿や心意気を受け止め目標を定めることが出来ました。ともに一所懸命に取り組んだからこのような思いを持つことが出来たと思います。1年生の仕上がりも近年で一番良かったと感じています。生徒の皆さんの頑張りと担任、音楽科教員の支援に敬意を表します。1、2年生は日頃の音楽の授業にしっかり取り組み合唱の力を伸ばしつつ、学級のまとまりを大切にして、来年度の合唱をさらに素晴らしいものにしてください。
心を一つにして歌い上げました。

指揮者、伴奏者、みんなで作り上げた合唱です。

作業が大変ですが大鍋のカレーは最高です。
朝から調理にかかっていただき、大変お世話になりました。
≪学校がきれいなのは≫
 大飯中学校が開校して41年目を迎えていますが、校舎内外ともに大変きれいです。もちろん町が耐震工事やリフレッシュ工事で維持していただいているお陰ですが、それ以上に日々の清掃活動が素晴らしいと感じています。黙働流汗清掃で短時間に集中してきれいに仕上げる、その取り組みをしているのは生徒自身です。どの教室も廊下も体育館もピカピカで、ゴミがありません。生徒玄関も大変きれいです。もちろん校務員さんも丁寧にきれいにしていただいていますが、素晴らしいのは生徒自身の清掃への取り組みです。教員も一緒になって清掃に取り組んでいます。職員室は空っぽになり、校長が1人職員室の清掃をしている時もあります。
 日々の繰り返しの清掃を丁寧にやり続けるということは、きれいな環境を作ることを良しとし、汚す行為を慎み、落ち着いた生活を送ろうとする心と態度が育っていくと考えています。黙働流汗清掃が大飯中学生としての誇りとなり、みんなで過ごした大飯中学校の自慢の種にしていけるように、今後も生徒と教員と一緒になって取り組みを続けていきます。

2017年6月1日木曜日

平成29年度大飯中だより 6月号

 ≪PTA奉仕作業、ありがとうございました≫ 5月20日(土)
 暑すぎるくらいのいい天気の中、たくさんの保護者の皆様に出ていただき、生徒と一緒に奉仕作業を行っていただきました。今年もグラウンド内はきれいなので、総務部会でその点も考慮していただき、今まで手を付けていなかった場所にも目を向け、全てがきれいになるように清掃個所を分けていただきました。グラウンド法面、花壇周り、芝生内の除草、フェンス際の除草、側溝の掃除、中庭のコケ掃除、自転車小屋の蛍光灯掃除、通学路の草刈り等の作業をしていただきとても美しくなりました。
 そのおかげで、気持ちの良い環境の中で校内体育大会、部活動などの学校生活を過ごすことができ、とても有り難く思います。必要な道具類を御持参いただき、暑さにも負けず時間一杯作業に取り組んでいただきました。本当にありがとうございました。企画運営していただきました総務部の寺田部長様はじめ、総務部委員の皆様には大変お世話になりました。
 また、その後に行いました部活動懇談会への出席と、部活動参観もありがとうございました。
日頃出来ないところまできれいにしていただきました。

 ≪チャレンジコンテストから学ぶことについて≫ 5月17・18日(水・木)
 本校では、1学期に中間テストを設定していない分、「チャレンジコンテスト」を5月の中旬に行っています。5教科の基本的な知識の定着をねらい、覚えて欲しい内容を精選し、事前に課題に取り組んでおいて本番のテストに臨みました。内容は、漢字の書き取りや読み、社会の重要な用語や出来事、数学の計算や用語、理科の知識や用語、英語の単語や構文です。基本的な知識や技能を身につけておくことが、応用問題を解決するためにも大切なことです。無事合格できましたでしょうか。
 そして、これからの新しい時代に必要となる資質・能力の方向性が文部科学省から示されました。
 ①生きて働く「知識・技能」の習得
 ②未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」の育成
 ③学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性」の涵養
 一昔前のようにじっと先生の説明を聞いている学び方ではなく、これまでに学んできた知識や考え方を活用し、新たな課題を解決していこうとする積極的な学び方が求められています。そのために、教員が一方的に知識・技能を教え込むだけの授業から、身につけてきた知識や力を活用し解決していく学習場面を設定したり、多様な考え方を出し、話し合いを通して適切な考え方に収束させていくような授業を作ろうとしたり努力しています。1人の疑問をきっかけに視野が広がったり、考えが深まったりするよう、受け身であっても「分からない」の声を大切にし、主体的に学んでいこうとする意欲を育てていこうとしています。今年度の学校のキーワードが『主体性を育てる』です。
 また、授業においてICT機器を活用し、お互いの学びを共有したり、比較したり、表現することを通して、視覚的により分かりやすく、生徒同士がお互いにつながり話し合ったりしながら上記の①②③の能力を高めていきます。どのようにして学ぶか、これが重要視されてきています。
 そこで、どんな授業が行われているのか、子どもたちはまじめに授業に取り組んでいるのか、先生はどんな教え方をしているのかを、是非とも見に来ていただきたいと願っています。後日、案内します。

2017年4月10日月曜日

平成29年度大飯中だより 4月号

さあ、平成29年度がスタートしました
  ≪入学式を終えて≫
 4月6日(木)に64名の新1年生を迎え、入学式を行いました。全校生徒172名での平成29年度がスタートしました。式には御来賓の方々、多数の保護者の皆様に御出席をいただき、無事終えることができました。ちょっぴり緊張気味の新1年生も元気な声で返事をし、しっかりした態度で式を終え退場の時には気持ちよく手拍子で見送られました。教室では担任から配られた新しい教科書を手に取り自分の名前を書き込み、関心を持って見ている様子からやる気に溢れた楽しみな1年生だと感じました。
 中学校生活3年間のスタートです。10年後の自分の姿を自分で描き出し、その姿を目指して今できることに挑戦していくことが成長につながります。結果は努力次第です。夢は逃げていきません。あきらめるのも逃げるのも決めるのは自分です。このことは、2・3年生にも言えることで、怠けていた人はこの時期に是非とも再スタートをしてください。特に3年生は自分の夢を実現させるために、具体的に進路を定め自分の生活を含めてしっかり学習に、部活動に、行事に向かっていってください。
 子どもたちが楽しく学校生活を送ることが出来るように、教職員一同力を合わせて努力してまいりますので、保護者や地域の皆様の一層の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

≪こんな学校をつくっていきます≫

 ≪大飯中学校の誇り≫
 徐々に定着してきた3つの取り組みを大飯中学校の誇りとして、生徒自身が胸を張って言えるように大切に取り組んでいきます。入学式で生徒会長(間島さん)が歓迎の言葉でこのことを取り上げ、「この3つを僕たちと一緒に取り組んでいきましょう」と力強く話してくれました。学校内では3つのことができるようになってきています。校外ではいかがでしょうか。挨拶が出来ない生徒もいると思いますが、出来ないからおじさん、おばさんが地域で関わって経験を積ませてほしいと思っています。落ち着いた心で当たり前のことが当たり前にできることを大切にし、生徒と一緒になって教職員も取り組んでまいります。家庭・地域の皆さんと一緒になって、おおい町の将来を担う元気な子どもを育てていきましょう。

2017年3月1日水曜日

平成28年度大飯中だより 3月号

 ≪今年度を振り返って≫
 1月に2度の大雪、そして2月にも大雪で登下校に支障をきたしましたが、大きな事故もなく無事過ごすことが出来ました。御協力ありがとうございました。また、インフルエンザの方も1月に2年生を中心に罹患者が出ましたが、その後回復し落ち着いた状況で3月を迎えています。
 さて、生徒や学校の状況は大変落ち着いており、授業へ向かう態度も良好であり、社会規範についても外れることなくバランスよく成長しています。生徒自身の努力の成果であり、教員1人1人の取り組みのおかげと思っています。特に3年生の進路決定に際しては、3年間の努力が実を結ぶ時期でもあります。義務教育から次の進路を決定する際には、高等学校や専門学校等、企業への就職を含め、種類は違えども試験で本人の力が試されます。必要に応じて小作文や面接も実施されます。その場で持っている力を発揮することが求められます。試験への緊張や面接への不安感が自分にプレッシャーとなり、持っている力を発揮することができないことも考えられますが、そのために小作文や面接の事前指導をし練習をしています。繰り返すうちにだんだん自信がついてきています。
 面接で初めから自分のことをしっかりと話すことができる生徒は少なく、先程の事前指導と自分自身を振り返り見つめなおすことで改めて自分自身の捉え直しが出来るようになり、練習を通して自信をもって話をすることができるようになっていきます。この場面でも学びと成長が見られました。胸を張って堂々と答えるその姿には、自信と誇りが満ち溢れ素晴らしい成長した姿が見て取れます。これからの将来に向けても、希望と夢を持っていることが感じられます。
 いいことばかりではありません。時には、生活態度のことや授業中の心配な様子をお伝えさせていただきました。それをしっかり受け止め、子どもと共に考えていただいたおかげで、生徒の様子が変わっていきました。それもひとえに、保護者皆様の御理解と御協力のおかげだと、深く感謝しております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 ≪学校評価結果に対しての学校関係者の御意見から≫ 
 学校評価結果を地域学校協議会委員の方々に説明し、御意見をいただく機会を2月中旬に持ちました。そこで頂きました御意見の一部を簡潔に紹介いたします。
◇「豊かな心の育成」の『心の安定を図る』について
・自分の居場所がないと答えている生徒へのケアは? 不登校の生徒への対応は? いじめアンケートでいやな思いをしていると答えた生徒への対応は?
このような質問に受け答えさせていただき、続けて次のような御意見をいただきました。
・子どもが小さい時から地域の活動へ出てくるような関わりができていれば、人との関係もでき社会性も育ち地域で子どもを育てる仕組みが出来上がる。子どもには親の在り方や考え方、関わり方が大きく影響しているはず。親が積極的に地域活動に参加していくことが大切。3世代家族を今だからこそ大切にしていくことが、高齢者も子どもと関わり子どもを健全に育てることにつながる。

 子どもを真ん中において考えた時、当然ですが学校だけで何とかできる問題ではありません。1番は家庭、2番は地域、3番目は学校ではないかと思います。それぞれが役割を分担しつつ理解し協力し合って子どもと関わっていくことで、家庭やふるさとを大切にする人が育っていくのでしょう。地域活動に関わりみんなの役に立とうとする生徒の姿をイメージし、家庭・地域と協力していきましょう。
地域の方に筝を教えてもらいました。(1年生の筝教室)

2017年2月1日水曜日

平成28年度大飯中だより 2月号

≪あと2ヶ月です≫
思いがけぬ大雪に見舞われ多方面への影響が出ています。皆様におかれましても御苦労をなされたと思います。そうしているうちに1ヶ月が過ぎ、3学期もあと2ヶ月となりました。
3年生は1月中旬に推薦入試を終え、2月に入ると私立高校の入試と県立高校の願書提出の時期に入っていきます。人生初めての試練ともいえる入試に向かっていきます。みんな不安や悩みを持ちつつ、仲間と励まし合い自分を信じて日々がんばっています。不安や悩みに押しつぶされそうな時も、親の温かい支えがあれば乗り越えていくことができます。前月号でも述べましたように、目標がしっかり定まったらそれを実現するために、毎日続けることができる具体的な行動目標を立てることです。努力した分、それは入学してからの大きな力となります。3年生にとって苦しくつらい時期ですが、それを乗り越えた自分の姿を想像し、毎日の積み重ねを大切にしていってください。
1・2年生は、3年生の心の内を想像して、心からの応援をお願いします。やがて次の順番がやってきます。今は、自分自身が置かれている課題を集中して解決することに取り組むことが重要です。今年度もあと2ヶ月となりました。最後の貴重な3学期を充実したものにして下さい。

 ≪大飯中の誇りを≫ 学校評価の保護者アンケートから一部分の速報
保護者の皆様に御協力いただきましたアンケート結果の一部を速報としてお知らせいたします。「大飯中の誇り」とするべく生徒と教師と一丸になって取り組んでいる3つのことについて、家庭や地域の中でできるようになっているのかを保護者のアンケートから垣間見ることができます。
○朝の挨拶…昨年度は約70%できているという状況が、90%近くの家庭で
     朝や帰った時の挨拶がなされている様子が伺えます。
     しかも「とても」が50%以上!なんと素晴らしいことでしょう!
     御家庭で声をかけていただいたのでしょう。ありがとうございます‼
○手伝い …半数の家庭で手伝いをしている様子がうかがえます。
○靴揃え …半数の家庭で靴そろえが出来ている状況が伺われます。

家庭ではそれぞれの家庭文化があります。祖父母の時代から父母へ、そして子どもへと受け継がれていきます。基本的な生活習慣でもあるこの3つのことを当たり前にできることが、人としての成長につながっていきます。挨拶で人との関係を作り、みんなのために役に立つことを行い、心をそろえて物事を考えることができる人になって欲しいと願っています。御家庭の御協力をよろしくお願いします。

2016年12月1日木曜日

平成28年度大飯中だより 12月号

  ≪生活アンケートから≫
学校生活を中心に基本的な生活の状況を把握するために、生活アンケートを11月初旬に行いました。その結果の1部を紹介します。
「平日の家庭でメディアをどのくらい見ていますか。」という質問で、
 ①テレビの視聴時間(平日)
 ②ゲーム、インターネット、スマホ等の映像を見ている時間(平日)
テレビとゲームやインターネットの映像をどれくらい視聴しているかの結果です。

 どちらも1時間内の生徒が50%近くを占めていますが、2時間以上の生徒が半数いることも分かりました。4時間以上テレビやデジタル画面を見ている生徒も僅かですがいます。この2つは独立した質問なので、2つの時間の合計がメディアを見ている時間となります。現実にどの程度の時間をメディア視聴に費やしているのか、御自分の子どもさんの状況はお分かりでしょうか。
学校から帰ってからの時間は各自同じだけあるわけですが、メディアだけで時間を過ごしているのは大きな問題です。中学生の本分である学習や興味のあることに打ち込んでいただき、自分を磨いてほしいところです。勉強に一所懸命打ち込んで結果が出たときは、何とも言えない満足感があるものです。楽していい結果を得ることはありません。メディアから得ることができる情報は、役に立ちますし生活を豊かにします。また、インターネットは自分から発信する手軽な手段になっています。しかし、生活自体がメディアに関わる時間に支配されてしまい、自分自身をコントロールできない状況になってしまっては大変です。3年生は自分の将来につながる進路選択の大切な時期に入ってきています。今回の調査結果は大変心配な状況でした。家庭生活が基盤にあり、学校生活が活力あるものになっていきます。バランスの取れた家庭での過ごし方ができますよう、今一度、家庭でのメディアとの付き合い方やSNS憲章について、話し合っていただきますようお願いいたします。

 ≪善意の傘の活用を≫
11月の学校だよりでお知らせしましたように、突然の雨に対応できるように忘れ物の傘を活用してもらえるようにいたしました。左の写真の傘立てが学年に1台ずつあります。その1台毎に学校名を入れた傘を10本ずつ用意しました。左奥に固めて入れてある部分が貸し出し用の傘です。右側の方は、生徒が持ってきて立ててある部分です。11月初めにすぐ準備をし、全校集会でその使用について説明しました。貸し出し名簿に記入して貸し出すという考えもありましたが、先生方で話し合って生徒を信頼して『善意の傘』の考え方でやってみようということになりました。必要な時に使い、翌日元の場所に返してもらうこと、今の大飯中生なら間違いなくできるはずと思っています。その通り11月末の時点で、1本もなくなっていないのでいいスタートが切れています。また、必要に応じて傘を持ってくる生徒が増えていますし、自分の傘に名前を書いてある傘が増えました。
『善意の傘がある大飯中』の思いやりも伝統の1つになっていけば素晴らしいと思っています。
必要な時に使ってください。そして元へ返してください。ずっとみんなが使えるように。

2016年11月1日火曜日

平成28年度大飯中だより 11月号

  ≪本物にふれる≫ 10月13日(木)
県の事業で『出張音楽堂』というネーミングの音楽会が体育館でありました。世界中や日本中で演奏活動を行っておられる福井県出身のプロの演奏家をお招きして、本物の演奏を聞かせていただきました。目の前でピアノ、バイオリン、フルートの3人の音楽家による演奏に迫力と豊かさと響きに感動しました。知っている曲もあり、抵抗なく引き込まれるようにして聞き入りました。ソロありデュオありで、それぞれの楽器の持つすごさと重ね合わせた演奏の魅力をじっくり味わい、豊かで贅沢な時間を過ごしました。
この方々の演奏は、音楽の専門家でなくともその音や音楽を聴くだけで、「これは違う。本物や。」と感じるものがありました。演奏しておられるその時のプレーヤーとしての真剣さ、技術の高さ、雰囲気、視線や態度など、全てが合わさりプロとしての誇りが感じられます。リハーサルの時に立ち会わせていただきましたが、その様子がプロでした。体育館を音楽ホールと見立て、客席のどの位置にどんな音を届けるのかを配慮したピアノの位置と楽器の立ち位置、向き、左右の位置関係を念入りに確認して、会場づくりをされました。スピーカーを通しての音ではなく、楽器そのものから出る生の音で勝負です。音の反響や吸収のことも考慮されていました。演奏のチェックはお互いに聞き合い、改善点を指摘し合いすぐ修正しておられました。まさしくプロです。こんな場面はめったに見られるものではなく、ぜひお伝えしたいことでした。
中学生にしてみれば、世の中のたくさんの職業人はすべてプロに見えます。長年にわたって身に付けられた技術は素晴らしく、ほれぼれするものがあり感動してしまいます。その人柄に裏打ちされた確かな技術を見た時、気づきと意欲が芽生えます。1年生の農業体験、2年生の職場体験、3年生の福祉・保育体験が大変いい機会でした。ところで、世の中で一番難しい職業ではないかと思う職業があります。それは、『親業』です。やり直しもできないし、まねのできないもので、自分の生き方や考え方のありようが根本にあり、他の家庭と比べることはできません。遡って考えてみると、今、中学生時代に様々なことを学んでいるこの時も含めて、親修業が始まっているといっても過言ではないでしょう。親として、大人として、物事に対してどう考え、どう対処してくことが大切なのかを、身をもって示していくことが基本だと思います。愛情をもって関わっておられる親の姿を子どもが見て学んでいます。
赤ちゃんを初めて抱っこしました。暖かくてやわらかくて、笑顔に癒されます。
自分もこうして育ててもらったことに気が付きました。


  ≪突然の雨の下校≫
10月に入り、天候が不安定な時期がありました。暖かい日があったかと思えば、急に寒くなったりで、風邪気味な生徒が増えています。気温の変化にも耐えられる丈夫な体になって欲しいと思います。
10月下旬のある日、午前中はいい天気で、雨の気配もしない日のことです。ちょうど夕方から雨が降り出し、下校時には雨風がかなり強くなっていました。いつものように下校の見送りに出ますと、傘のない生徒がたくさんいます。合羽を着ないで自転車で帰る子もいます。傘を持ってきている生徒に入れてもらう子もいますが、傘もなしに雨にぬれっぱなしの子も多くいます。急な迎えを頼む生徒も見かけますが、傘がありません。天気予報を確認して、準備をして欲しいものです。
そこで、学校には貸し出し用の傘はありませんが、これまでの忘れ物の傘が残っています。置きっぱなしになっている傘を、学期末などに持ち主を確認して出てこなかった傘です。この傘を活用していこうと、今検討中です。『善意の傘』の位置づけにしたいと考えています。どのような方法にするか早急に検討していきますので、しばらくお待ちください。

2016年6月1日水曜日

平成28年度大飯中だより 6月号

 ≪PTA奉仕作業、ありがとうございました≫ 5月21日(土)
天候にも恵まれ、たくさんの保護者の皆様に出ていただき、生徒と一緒に奉仕作業を行っていただきました。今年は、グラウンド改修が終わった直後なので、フィールド内は大変きれいで手を付ける必要がありませんでした。総務部会でその点も考慮していただき、今まで手を付けていなかった場所にも目を向け、きれいになるように分担していただきました。
グラウンド法面、花壇周り、フェンス際の除草、側溝の掃除、中庭のコケ掃除、自転車小屋のクモの巣取り、ガラス拭き、通学路の草刈り等の作業をしていただきとても美しくなりました。そのおかげで、気持ちの良い環境の中で校内体育大会、部活動などの学校生活を過ごすことができ、とても有り難く思います。必要な道具類を御持参いただき、時間一杯作業に取り組んでいただきました。本当にありがとうございました。企画運営していただきました総務部の竹内部長様はじめ、総務部委員の皆様には大変お世話になりました。
また、その後に行いました部活動懇談会への出席と、部活動参観もありがとうございました。
前庭の花壇をきれいにしていただきました。みちがえるようになりました。

  ≪チャレンジコンテストから≫ 5月17・18日(火・水)
本校では、1学期に中間テストを設定していない分、「チャレンジコンテスト」を5月の中旬に行っています。5教科の基本的な知識の定着をねらい、事前に課題に取り組んでおいて本番のテストに臨みました。内容は、漢字の書き取りや読み、社会の重要な用語や出来事、数学の計算や用語、理科の知識や用語、英語の単語や構文です。基本的な知識や技能を身につけておくことが、応用問題を解決するためにも必要となってきます。無事合格できましたでしょうか。
この時期に「努力して結果を出す。」という経験を経ることも意味があることです。自分用の単語カードを作り、何度も繰り返し読んだり書いたりして覚えていきます。時間はかかりますが、その努力は裏切りませんし、努力すれば必ず点数をとることができます。ここでいう努力とは、いくつかの方法の中で自分に一番適した方法であることがいいと思います。その方法を見つけることも大切です。暗記することにおいては、時間が掛かることであり個人差があります。自分に一番合った方法で、努力して結果を出して、いい成功経験になるようにしてください。

 ≪自転車交通安全教室(1年生)≫ 5月11日(水)
1年生を対象に交通安全教室を行いました。あいにくの天候で実際に自転車での学習ができなかったのですが、屋内で自転車の便利さと安全についての映像を視聴しました。自転車を運転する人、歩行者、自動車を運転する人、それぞれの立場の人が安全に気を付け思いやりを持って譲り合い、自転車で交通事故にあわないようにお話を聞きました。また、夜間に自分の身を守る方法として、反射シール、反射材、反射タスキの大切さを実験を通して学ぶことができました。
先日、県からの依頼ということで「賠償保険加入の有無」の調査のお願いをいたしましたが、その背景には、近年自転車を運転していて相手にぶつかり、障害等を与えてしまったという交通事故が起きていることにあります。自転車を運転していて、自分で身を守り、自分で事故を起こさないことが一番です。ヘルメットをかぶり、一旦停止を確実にし、一列で運転し、安全運転に努めましょう!

2016年5月6日金曜日

平成28年度大飯中だより 5月号

 ≪PTA総会から≫ 4月28日(金)夜
 平成28年度PTA総会を行いました。多数御出席いただきましてありがとうございます。
昨年度PTA会長の石崎様をはじめ、全役員の方々のおかげで昨年度の事業をしっかり進めていただき、ありがとうございました。本年度は、猿橋会長様、そして新たに3名の濵副会長様、濱谷副会長様、新谷副会長様の新体制で各委員会が動き出しました。子どもの健全な成長のために、保護者の皆様と教職員とが連携し、多面的に子どもを理解するよう努め、前向きで意欲的な生活ができるよう協力して取り組んでいきましょう。
 学校が目指す方向と具体的な取り組みについて、スクールプランを示し達成目標を説明させていただきました。時間もなく不十分な説明でしたが、概略は御理解いただけたと思います。目標達成に向けて職員一丸となって取り組んでいきます。また、学年懇談会では、本年度の新スタッフ紹介や1年間の流れ、行事、必要なことのお話しをさせていただきました。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 ≪大飯中学校の誇り≫
今現在や卒業してから大飯中生として誇りに思える具体的な3つの心を育てる取組みを大切にし、当たり前のことが当たり前に出来るようになるよう、心に働きかけ毎日継続していきます。
  1 心を「繋ぐ」 … 挨拶
  2 心を「磨く」 … 清掃
  3 心を「整える」… 整頓
1年生もねらいや意図とするところを理解し、方法を学び、先輩の行動を見習って出来るようになってきました。掃除をしているときに来られた来校者は、静かで熱心に雑巾がけをしている姿に皆さん一様に驚いておられます。下駄箱の整頓状況に気づかれた来校者は、これまた驚いておられました。きっと素晴らしい中学生がおられるのでしょう、との感想を聞いています。当たり前にすることで人から褒められ自分に自信を持ち、地域で役に立つ人になって欲しいと願っています。学校で出来るようになったことを、是非とも家庭や近所で気持ちのいいあいさつやボランティアで掃除をしたり、公民館でスリッパをそろえたりすると、さらにレベルアップできると考えています。

 ≪部活動の運営について≫
4/23,24(土・日)に春季強化大会が行われました。どの部も精一杯試合に臨んでいました。
その中でも野球部は昨年度の秋の大会では7人でしたので、小浜第二中学校に助けていただき、合同チームとして大会参加を可能にしていただきました。この春に新1年生が7人入部しましたので、人数的には大会参加が可能になりました。しかし、3年生が引退した後の秋の大会では10人となってしまいます。日々の部活動の練習さえしにくい状況が予想され、年度毎の入部者の数で試合出場にも影響が出る状態の苦しい運営が続いています。
これは、野球部だけの問題ではなくすべての部活動に言えることです。平成18年度にサッカー部が新設されたときからこのことは時間の問題でした。昨年度はハンドボール部が休部になりました。平成28年度の男子生徒数が68名です。社会体育クラブで活動する生徒もいますので、さらに入部者は減ります。男子は現在4つの部活動で構成され、平均すれば約15名が1部活の部員となり、3年生が引退すると約5名が抜け10人になるということになります。現実は入部者の偏りがあるので、前述の野球部のようなことが起きても当然と言えます。生徒数が減少していく中で、いつかは部活動の数について判断せざるを得ない時がやってきます。多種多様の部活動を提供することより、健全な部活動の運営をすることが学校の責務です。どうか御理解をいただきますようお願いいたします。
新しくなったグラウンドで、これから多くの生徒が自分を鍛えていきます。

2016年1月8日金曜日

平成27年度大飯中だより 1月号

 新年 明けましておめでとうございます

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。昨年は保護者や地域の皆様にいろいろとお世話になり、ありがとうございました。本年も本校の教育活動に一層の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 ≪やらなかったら何も始まらない!≫
今年の箱根駅伝も数々のドラマが見られました。それぞれの学校に、それぞれの選手が様々な思いを抱き、精一杯走ることを通して見る者に感動を与えてくれました。また、社会人のニューイヤー駅伝でも、おおい町出身の早川翼選手が1区で粘りの走りを見せてくれました。
素晴らしい成績を出した選手は、間違いなく大変な努力を積み重ねてきたおかげだと思います。結果が良ければ評価されることは間違いないことですが、人間性については適切な評価を得ているとは限りません。私達にとって重要なのは、これまで何をやってきてどんな失敗を積み重ね、何ができるようになってきて、これから何をやろうとしているのか、または、どんな人柄であるのか、少々のことでは負けない強い精神力を持っているのか、人に優しいのか、明るくみんなを楽しませるのかなどです。自分の態度や心を磨くのに、優勝などの結果を求める必要はありません。勝つという目標を立て、練習や大会を通して自分自身を鍛え心を磨いていくことであると思います。
やらなかったら何も始まりません。自分が動き出さなかったら、何も変わっていきません。「やればできる」という言葉がありますが、本気で打ち込んで初めて成就していくことで、やらなかったら何も言う資格はないと思います。はっきり言います。自分自身で努力するしかありません。自分でやらなかったら何も始まりません。人が代わりにやってくれたって、自分の力に何もなっていきません。
年の初めに立てた誓いを実現させるのは、1歩2歩踏み出し、目標に向かっていく自分自身がそこにいる実感を持つことです。失敗はつきものです。何度失敗したっていいし、笑われるくらい自分が立てた目標を実現することに比べたらなんでもないことです。たぶん格好悪いことかもしれません。でも、その努力とあきらめない態度を周りの人は必ず見ていて評価してくれます。頑張れ、大飯中生!

 ≪年末の大掃除から≫
12月の保護者会の日、担任以外の先生方でできる範囲の大掃除をしました。日頃手の届かない換気扇掃除や特別教室等の物品整理などを行いました。私は、思い切って金庫の中を整理整頓しました。その中から、2つのものを紹介します。
 ①水上勉先生直筆の校歌の作詞原稿(2枚)
 まさしく本物です。昨年度に渡邉淳氏から寄贈されたものです。欄外に「水上勉原稿用紙」と印刷された原稿用紙に、流れるように万年筆で書かれた力強い筆跡の大飯中学校校歌の原稿です。まだ起草段階なのか線で消して修正を入れた跡が残っています。大変貴重なものを保管しています。
 ②大飯中学校開校時の要覧(8冊)
 昭和52年4月開校。3つの中学校を1つに統合するために完成した学校を紹介したものです。当時の猿橋貫一町長の挨拶に「この校舎に学ぶ生徒たちは、必ずやこの殿堂にふさわしい校風と誇り高い伝統を培い、立派な教養と知識を身につけ巣立っていくものと確信する次第であります。」と記されていました。その当時を思い、ますますがんばらねばと意を新たにしました。
新しく造成された敷地に凛として自己主張をしている様子が感じられます。
校舎周りは木もなく、きれいに見通すことができます。あれから39年を経ました。

2015年12月1日火曜日

平成27年度大飯中だより 12月号

冬期時間になって下校時刻が早くなり、部活動や補習の時間が短くなってきました。2学期のまとめの月です。2学期とこの1年の自分を振り返り、次の新しい年に向けて進んでいくことができるようして欲しいと願っています。

 ≪一つの仕事から≫
只今グラウンド改修の真っ只中で、順調に工事は進んでいます。フィールドの中央付近はきれいに整備され、周りのフェンスや外トイレにかかっていただいているところです。テニスコートの下基礎地も出来ているようで、毎日楽しみに見守っているところです。多くの方の作業がしっかり分担され、大型機械が連携を図りながら仕事が進んでいきます。全体を指揮する現場監督の下、工程計画に基づいて工事は進んでいるようです。大型フェンスが立ち上がった時には、生徒も感心して見ていたようでした。
工事の中でもユンボ(ショベルカー)の操作に引き付けられます。土を自分の意志通りに掘り起こし積み上げ、トラックに載せたり、土を平らや斜めにならしたりする技術、まさしく職人技に感心させられます。機械を自分の意のままに操り、安全にそして確実に作業をする経験と技術、一朝一夕にできるようになることではありません。見えないところを想像し、その場所へ的確にショベルをあてて動かす。なんと素晴らしい技術でしょう。免許や資格は取れたとしても、それを本物にする努力がなければ、社会の中では役に立ちません。その方は、これまでどれだけその機械を動かし作業を繰り返し、失敗を繰り返しながら、うまくいくように考え修正し、また挑戦し続け、たぶん今も進化中だろうと思います。
この中学生時代は、自分の将来を考え、悩み迷い選択し決断していく時期です。出来ないことでも失敗を繰り返し、上記の方のように少しずつ出来るようになり自信が生まれていきます。人生なんでも挑戦です。やってみなければ何一つ結果は出ません。初めから出来ないと決めつけず、「10回失敗するまでやってみよう」の気持ちで取り組めば、必ず出来るようになっていきます。どんな仕事でも、先生に頼まれた用事でも喜んで進んでやっていれば、道は開けていきます。そんな子どもを応援し、支えていきましょう。
11月初旬頃の状況です。今はもう少し進んでいます。
これから寒くなりますが、作業していただく方のがんばりをお願いいたします。 

 ≪居心地がいいとは≫
元気にやっている中学生ですが、どの生徒も心に悩みを抱えていることがあります。それは、なかなか打ち明けることはできません。勉強、人間関係、家庭のことなど、大人と同様に悩みを抱えているものです。
その中で毎日揺れ動くのが友達との関係の危うさです。ある一言が心に突き刺さり、それが何度か繰り返されることでそれまで我慢してきた小さな心が破裂してしまう、というようなことが起きてしまい心を閉ざしてしまうことなどがあります。例えば、消しゴムを貸してと言われしばらく返してもらえなかったということがあり、その後宿題を忘れた日があって「なんでしてこないの。」と言われ、片づけをしていて次の授業に遅れた時に「さぼっている。」と言われ、そのようなことがきっかけとなって学校へ行きたくないと思ってしまうようなことです。
 これは作り話ですが、言う方にとげがある場合も少なくありません。家庭でむしゃくしゃすることを抱えて登校してきた日は、友達の何気ない行動へ向けた発言に悪意が入る可能性が高くなります。学校生活と家庭生活とは切り離せるものではありません。学校で落ち着いた生活を送るためには、落ち着いた家庭生活を過ごすことが大切です。反対に学校が楽しいと家庭でも気分良く過ごすことができます。厳しい環境の方が鍛えられてよいと言われる方がありますが、厳しさの内側に温かさと見守りがあって心が育ちます。それがないと心が荒れ、生活が乱れていきます。安心して過ごせる居心地のいい学級、学校を作っていこうと常に考えています。御家庭で気がかりなことがあれば、早めに御相談いただき協力して解決していきましょう。

2015年11月2日月曜日

平成27年度大飯中だより 11月号

 ≪登下校の様子から≫
朝晩が寒いと感じる日が増え、日の暮れがめっきり早まってきました。朝に本郷小学校グラウンドそばの「みのりの橋」付近の西街道を横断する時の様子を見ることがあります。丁度通勤ラッシュ時に重なるので、高浜方面からと小浜方面からとの車が集中し、信号で込み合う時間です。本郷方面から自転車通学の生徒がやってくるわけですが、両方からの車が止まり安全を確認しタイミングよく横断をしています。止まっていただいたお礼の気持ちを軽く会釈で返す生徒が多く見られます。本郷小学校の児童も対面から歩いてきていますので、十分気を付けて横断して欲しいと願っています。
18:00の下校時は、既に暗くなっています。下校時は、毎日要所に教員が出向き安全確保と指導を行っています。私も外へ出て、帰りの生徒に「気を付けてー。」と声をかけますと、「はい。」と返事が返ってくる生徒もいます。今年の5月に自転車と車の接触事故が起きました。大事にならずに済んだので良かったですが、常に一旦停止や安全確認、一列厳守で自転車の安全運転に心がけ事故にあわないよう、御家庭でも声をかけていただき、家族で交通安全に努めていただくようお願いいたします。

誰もが自分の考えを言い合える学級を目指しています。
 ≪自分の考えや思いを伝えること≫
生徒に役割を決め取り組ませると、しっかりとその仕事を果たすことができています。その中でも、人前で話すことを含む内容であってもしっかりできていると思います。文化祭フィナーレのキャンドルサービスで、文化祭を通して自分が思ったことをステージ上でしっかりと語ることができていました。単に「楽しかった。面白かった。」内容ではなく、今日までの過程や何が自分にとって価値あることだったのかに触れ、更にクラスの仲間や学校全体に感謝していることなど、さすが中学生と思わせる素晴らしい発言が相次ぎました。堂々としていて大変立派に思いました。しかし、授業中を見てみると先生の問いかけに挙手をして発言をする子が少ないこと、また、指名されて発言しているのですが、声が小さく教室のみんなに伝えようとする態度が見られないことなどが課題です。
学習のある課題に対して自分の考えを持つ、それをみんなに聞いてもらい他の生徒がさらに自分の考えを重ねていく。みんなで学んでいくことができるのが教室です。不十分な発言の方がみんなで考えるきっかけを与えてくれるので、価値ある発言ととらえています。学級や生徒会で学校生活をよくするために、どうするとよいかを話し合うことがあります。1人の発言からアイデアをもらい、それを否定せず発展的に考えを出し合い、よりよい内容にしていくために話し合いで探っていくという手法は、企業や教員の間でも使っている方法です。
〇人間関係をギクシャクさせない表現力
自分のとった行動の真意が相手に理解されず、言葉でうまく伝えられないとさらに誤解を招いてしまうことが生徒の中で起きています。まず、「ごめんなさい」や「ありがとう」を先に出し、素直に自分の思いを伝えれば必ず相手に伝わるものです。いさかいを言葉で解決をして欲しいです。
 〇社会で自分らしく生きていくための表現力
現代社会では自分の考えや意見をはっきり表明することが求められる時代になってきています。1人の考えをきっかけに新たな気づきが生まれ、職場の改善につなげていくことができます。自分の考えを根拠を示し相手に説明できる力、中学校段階はその力をつけるための練習期に入っています。生徒と会話をしていてしっかりしている子だと感じる生徒は、自分の考えを持っていてそれを説明できる生徒です。そんな生徒は将来への意欲と目的を持っている気がします。

学校では、生徒の表現力を向上させる授業の工夫を行っています。自分の考えを持つために必要な知識技能の習得、表現の方法、表現し交流することができる場などの工夫を行っています。こうすることでより授業が分かり学力が高まるだろうという考えのもと教員は努力を重ねています。

2015年10月1日木曜日

平成27年度大飯中だより 10月号

 ≪校内文化祭から≫ 9月19日(土)
具体的に文化祭への取組が見えてきたのは、2学期に入ってからでした。合唱へ向けての練習、展示する作品の完成、執行部企画の計画など、時間のない中でしたがしっかりと計画的に進められてきました。先生方の運営計画書に基づく事前準備と生徒への指導と生徒の活動がうまく動き出し、当日を迎えることができました。また、PTA総務部、厚生部の部長様はじめ関係の皆様のおかげで、ふれあいバザー、まごころバザーを運営していただき、楽しい1日になりました。ありがとうございました。
3年生の素晴らしいハーモニーを醸し出した合唱に感動しました。よく歌いこまれ、感情を伝えようとする表現力と響きが聞き手の心に伝わるものがあり、どちらのクラスも素晴らしい出来栄えでした。想像ですが、金賞を目指して歌い始めた最初のころの気持ちが、最後の方では「楽しく精一杯歌おう」「みんなで合唱を楽しもう」「みんながまとまっているこのクラスが好き」などの気持ちに変わってきた人が多くなったのではないかと考えます。結果が全てではなく、これまでやってきた練習を大切にしているからこんなふうに思えるのではないでしょうか。結果を出すことを常に求めての取組は〇か×の世界に近く、いい結果が出た時はいいですが、そうでないときはこれまでの練習してきた全てをも否定してしまい、原因追及をしてしまうことになります。合唱練習を通して、どのクラスも多くのことを学んだことでしょう。3年生の見せてくれた姿をいい手本として、再度クラス力を伸ばして来年の合唱に挑戦して欲しいと願っています。
自分色を出せるクラス それがクラス力です。

 ≪異質の者への理解と寛容を≫
合唱をするためには、声の高い人、低い人、混成なら男女が必要です。それぞれが持ち味を出し合うことで、同じ声をそろえるのではなく厚みや響きを持った見事なハーモニーが生まれます。クラスの中には、歌うことについての考え方や得手不得手などに個人差があります。個人差を理解しつつ、それでも良い合唱にしようと前を向いて進んでいこうとする努力に大きな意味があります。強制されても声の出るものではありません。クラスみんなの理解とそして寛容があってこそ、認め合い安心してそこで歌うことができます。
学校で起こる様々なトラブルの多くに、相手への理解不足が原因であったり、分かってくれているだろうという誤解が原因であったりすることがあります。私たちが暮らしている社会全体が様々な個性を持った人々の集まりであり、学校という社会もみんな同じ考えのもとに集まった集団ではありませんから、違って当たり前でそれが前提です。お互いが理解し合い、その理解の上に寛容さを発揮することで、本当の意味での住みやすい社会を作り上げることができます。W高校のHR制を思い出しています。
文部科学省から出されている「人権教育の指導法等の在り方の手引き」に、つけてほしい力として、こんなことが書かれています。
①他の人の立場に立ってその人に必要なことやその人の考えや気持ちなどがわかるような想像力、共感的に理解する力
②考えや気持ちを適切かつ豊かに表現し、また、的確に理解することができるような、伝え合い、わかり合うためのコミュニケーションの能力やそのための技能
③自分の要求を一方的に主張するのではなく建設的な手法により他の人との人間関係を調整する能力及び自他の要求を共に満たせる解決方法を見いだしてそれを実現させる能力やそのための技能
特に、③の技能は中高生時代に体験を通して理解し、技能として身につけてほしいところです。中学生時代は自分の思いを表現することが苦手ですが、上記の合唱の取組からも少しずつ学んできていると思います。相手を理解することを大切にし、自分やみんなが幸せになるよう努力していきましょう。

2015年9月1日火曜日

平成27年度大飯中だより 9月号

 ≪少年の主張コンクール嶺南大会から思うこと≫ 7月29日(水)
身近な出来事や最近の社会の動きなどから、自分の考えを持ちこのようにしていきたいなど、自分の意見を発表する大会に大飯中学校全生徒が作文を応募しました。その結果大飯中学校からは、1名が代表で選ばれ、その大会で発表しました。嶺南地区の中学校から8名が選ばれ、その中で3年のTさんが堂々と発表を行いました。会場は悠久館で、2・3年生全員で発表を聞きました。たくさんの人の前で立派に発表する中学生の姿に、全員がいい刺激をもらったと思います。
作文を書くにあたり、自分の身の回りの出来事や社会の動きの中から、自分は「こうありたい」「こんなふうにしたい」などを考え意見にまとめるいい機会でした。作文を書き始めるときは、何を取り上げていいのか分からず、またどんなことを書けばいいのか分からない生徒もいたようですが、先生からヒントをもらったり、構想をまとめたりすることで書けるようになっていきました。
学校では、身に付けてほしい力として「表現する力」を重要視しています。何かを表現したり伝えようとしたりするとき、表現する内容をしっかり持ち、相手に伝わるように整理し順序立てて根拠も示しながら説明することが必要です。そのために日々の生活や授業での知識や気付きを、自分の考えとして相手に説明する時間や場を設けるようにしています。友達に説明することで、より理解が深まり重要なポイントを発見することもあります。考えていることをしっかり相手に伝えること、これからの社会で必要とされる重要な力です。

 ≪大飯中学校の部活動の将来について≫
言うまでもありませんが、中学生時代において部活動の存在は大きな価値があります。体や心が一番成長するこの時期に、体や技能を鍛え、チームで協力し社会性を学び、多様な個性とぶつかり、様々なことを学んでいく場となっています。その活動の基本となる同好の生徒の人数に問題が生じ始め、ここ数年問題を抱えつつやりくりをしてきました。
本年度の夏の大会をもって、ハンドボール部を休部いたしました。3年生5名での最後の年、7名の正式メンバー数に満たないので、高浜中学校の協力を得て合同チームを作り最後の県大会に出場できました。夏休みの終わりにハンドボールOBの方々の御厚意で、最後の引退試合とOB戦を計画してもらい花を添えていただきました。部員数に左右されるチームスポーツにおいては、正式人数に満たない年は合同チームを編成したりオープン戦での出場で対応したりしてきました。部員数が少ないとボール拾いや相手を想定した練習もままなりません。この秋の新人戦では野球部が7名となので、このままでは出場することができません。合同チームの協力を得られそうな学校と交渉をしているところです。

男子の部活動においては、生徒数に対して部活動の数が多いという根本的な問題があります。野球、バレーボール、バドミントン、サッカーの4部(吹奏楽は除く)、現在の学年の男子の数は24~31人で、さらにこの中から社会体育のクラブ(野球、サッカー、水泳)へ入って活動している生徒がいますので、少ない学年は16人で4部活に分かれて活動をしています。今後1・2年で構成する新人戦と次の年の春季大会で正式人数が揃わないという現実が絶えずやってきます。来年度入学予定の男子の数が18人ということなので、ますます厳しい状況は続いていきます。試合に出られなくても活動を続けていくのがいいのか、部活動の数を減らして部員数を確保していくのがいいのか、正常で健全な部活動を継続して行えるよう、この課題をどう解決していくかが大きな問題です。
若中夏季大会のハンドボール部の試合の様子です。
合同チームで本当によく戦いました。