2018年1月9日火曜日

平成29年度大飯中だより 1月号

 新年 明けましておめでとうございます
 謹んで新年のお慶びを申し上げます。昨年は保護者や地域の皆様にいろいろとお世話になり、ありがとうございました。本年も本校職員一丸となって、本校の教育活動に取り組んでまいりますので、なお一層の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

  ≪やらなければ何も始まらない!≫
 今年も雪のない正月を迎え、いかがお過ごしでしたでしょうか。今年も時間の許される限り、駅伝を見ていました。1日は、社会人のニューイヤー駅伝で、おおい町出身の早川翼選手が7区アンカーで区間賞を取るという見事な走りを見せてくれました。2,3日の大学箱根駅伝では、数々のドラマを見せていただきました。それぞれの選手が様々な思いを抱き、予選会から勝ち上がり出場できたチーム、また、選抜選手として選ばれて初めて出場する選手を含め、精一杯走る姿を通して見る者に感動を与えてくれました。
 この大会に照準を合わせ走り込んでいき、1年目から結果を出せる選手もいます。ついていくだけで精一杯の1年目から4年間の走り込みでやっと出場がかなった選手もいるでしょう。しかし、けがや故障で走れず目立った結果を出せず卒業していく選手も少なくないと聞きます。結果はいずれに出ようとも、自分自身が決めて選んでその道を進み、その夢を実現させようと努力していくそのことに大きな価値があります。本校卒業生の美方高校2年の時岡宗生選手は、12月にあった全国高校駅伝に出場し、7区アンカーを務め区間22位の見事な激走を見せてくれました。今後の成長に期待が膨らみます。
 夢を持ち、その夢を実現させるための目標を立て、具体的な行動目標を作ることが必要です。日々の行動目標に取り組み、目標に向かっていく自分自身がそこにいる実感を持つことです。結果はすぐに出ませんし、あきらめの気持ちが出てきたり、続けていくことに苦痛を感じたりするでしょう。やろうと決めたら、すぐ始めることが最も重要です。3日坊主と言われてもいい、3日間つづけた事実が残り、1日休んでもそこからまた3日続ければ積み重ねが出来ていきます。失敗はつきものですが、決して格好悪いことではありません。あなたの努力とあきらめない態度を、周りの人は必ず見ていて評価してくれます。やらなければ何も始まりません。夢の実現に向かって頑張れ、大飯中生!

  ≪進路実現ついて≫
 この時期の3年生の多くは、自分の進路をほぼ定めている状況になっています。遡れば、6月に高校説明会、夏休み中にオープンキャンパスへの参加、9月に第1回進路希望調査、11月に学力診断テスト、11月末に3者懇談会と進めてきていますので、自分の将来を考えて実現できるよう高校等を決定してきています。しかし、まだまだ迷いが吹っ切れない生徒もいます。学校にこだわるのか、学科にこだわるのか、十分に考えていただき結論を出さなければなりません。社会に出て働くようになった時には、どこの学校を卒業したということよりも、何ができるのか、どんなことをしてきたのか等が、問われることが多いようです。在学中に取得できる各種国家資格は大切です。2月には願書の提出時期がやってきますので、それまでにもう一度進路決定の理由をしっかり聞いていただき、大きな目標の実現のために高校等への進路実現を果たすことができますよう、御家庭での御支援をお願いいたします。
 この時期までに、いろんな人やことに出会わせ、様々なことに興味関心を高め、やってみたい、見てみたい、読んでみたい等の幅を広げてやるのも親の務めです。忙しい中にもちょっとした仕掛けをしたり、一緒に農作業をしたり、新しい出会いに立ち会わせたりと、新しい体験や感動が将来を考えていくエネルギーとなっていきます。新年を迎えたこの時期、親子で初○○を計画されてはいかがでしょうか。