2012年1月10日火曜日

H24.1 学校だより

新年 明けまして おめでとうございます
                                     
旧年中は,本校の教育活動に御理解と御支援をいただき,本当にありがとうございました。本年も教職員全員一丸となって取り組んでまいりますので,どうかよろしくお願い申し上げます。
                    大飯中学校教職員一同


    23年度 締めくくりの3学期です
                   校長 中元鉄男  

 皆様には御家族お揃いで,新春をお迎えになられたことと心よりお喜び申し上げます。
平成23年度の締めくくりとなる3学期がいよいよスタートしました。今年は辰年です。この大飯中も皆様とともに昇竜のごとく飛躍できる年になりたいと,初詣で手を合わせて心を新たにしてきました。年度当初に立てた教育計画をもう一度確認し,2学期までにできていなかった点を確実に実践して,新年度によりよい形でつなげていきたいと考えています。
 さて,この3学期は本当に早く過ぎてしまいます。3年生は卒業までに登校する日はわずか40日余りです。その間に進路決定が待っています。3年部会を中心に,一人ひとりが目指す進路先に進めるように全力で支援していきたいと思っております。また,大飯中で仲間と共に学べてよかったという思いを胸に卒業してほしいと願っています。
ところで,進路に関しましては,昨年末に県立高校の再編の方向性が県教委より新聞発表されました。それによりますと,平成25年度に若狭3校(若狭,若狭東,水産)が2校に再編されます。2年生と1年生にとっては,今まで以上に自分の適性や進路先について真剣に考え,早くからの準備が必要になります。冬休みの午後に自主的に学校で学習に取り組む生徒が多く大変嬉しく思いました。進路決定の準備の一つとして,授業を中心にこのような地道な取り組みで力をつけていくことが必要です。一日一日を無駄にしないで大切に過ごしてほしいものです。

                                                 

 ブータン国王 【竜の話】

 昨年11月にブータン国王夫妻が日本に来られました。そして東日本大震災   年末に雪が積もりま
で大きな被害を受けた福島県相馬市の小学校を訪ねられ,「竜は私たちみんな した。 
の心の中にいて,『経験』を食べて成長します。だから,私たちは日増しに強  部活動に来た生徒が
くなるのです。」と述べられ,仮設住宅での生活を続けている児童を励まされ 率先して雪かきをして
ました。終業式の日に,「まだ震災は終わっていません。私たちに何ができる くれました。嬉しい限
か考え続ける必要がある。」と生徒たちに話しました。ブータン国王と同じよ りです。心も技術も大 
うに私たちも心の絆が結べたらと思います。被災者の方と手を携えて日本が強 きくたくましくなりま
く立ち上がれるようになる年にしなければなりません。           す。
 また,ブータンはGNP(国民総生産)よりもGHP(国民総幸福量)の増
加を政策の中心としている国です。国王夫妻の爽やかさが心に残ったのはこの
ためでしょうか。今一度,「幸福(しあわせ)」について考える時期が来てい
るような気がしました…。