2011年10月2日日曜日

学校だより「10月号」から

届けよう熱き心のシンフォニー          

朝夕めっきり涼しくなり、さわやかな過ごしやすい日々になってきました。こうしたすがすがしい季節に「文化」について考える行事や催しが至る所で行われます。「文化」というのは、学問や芸術、産業、政治、宗教等いろいろとありますが、人間は心豊かに素晴らしい生活をしようとして「文化」を求めています。

本校でも、1015日(土)に「届けよう熱き心のシンフォニー」のテーマのもと、文化祭が開催されます。現在、合唱や学級ステージ発表の練習、パネルの制作、教科・選択の展示などに一生懸命取り組んでいます。また、体験コーナーでは、講師の方々にお世話になって体験することで多くの文化に触れます。学校では、こうした文化祭への取り組みを通して「文化」について考えてほしい。そして、古いものを大事にして新しいよさを見つけ、地域や日本の文化をいっそう高めていく大飯中生になってほしいと思っています。そして、この文化祭を通して、各学級の絆をより一層強くしてほしいと願っています。

保護者の皆様方には、バザーや講演会を中心にお世話になりますがよろしくお願いします。また、当日は生徒達の日頃の練習の成果を是非見に来ていただきたいと思います。

教え合える 温かい仲間に!!
  
 2学期は特に学校全体で「授業の充実」に向けての取り組みを進めています。勉強は個人のものだと思いがちですが、決してそうではありません。仲間と学び合うことで一人ひとりが伸びていくものです。自分の成績を伸ばそうと思えば、学び合える学級集団が必要です。理解の早い生徒が理解の遅い生徒に真剣に教えることで、自分の考えもしっかりしたものになります。

夏休みの数学を中心とした学習会の中で、大飯中生の「分かりたい」という気持ちがひしひしと伝わってきました。「分からないことは恥ではない。分かろうと努力しないことが恥である。」という言葉を大事にして、教え合い支え合っていける仲間になれたら、どんな素晴らしい毎日になることでしょう。休み時間や放課後に教え合う姿が多く出てきてほしいものです。

私たち教職員も、分りたいと素直に言える生徒には、「分かりました」という笑顔が返ってくることを楽しみに、とことん教えたいと思います。