2015年10月2日金曜日

栄養教諭による授業 「幼児のおやつ」

 3年生の家庭科で、杉左近栄養教諭による「幼児のおやつ」についての授業が行われました。
 初めに、幼児と大人の胃の容量やそしゃく機能、一日あたりの必要エネルギー量の違いを学びました。そして、グループで幼児に「食べさせたいおやつ」「食べさせたくないおやつ」について話し合いました。生徒たちは「甘過ぎるからよくない」「のどに詰まりそうだから危険」「エネルギーがとれそうで栄養的にいいのでは」など、様々な観点から食品を分類していました。
 最後に、着色料の実験を通して、見た目に鮮やかな色は着色料で簡単につけられることや、味や香りも調整されて添加物として入っていることなどを学びました。また、輸入かんきつ類に使われる農薬「ポストハーベスト」についても学習しました。
 

 幼児の健やかな成長を助けるおやつは、固さや形状、原材料を確認し、安全性について判断することが大切です。また、今後大人になるにつれて、自分で食品を選んで買うことも多くなってきます。添加物などに目を向け、体にとってよりよ
いものを選ぶことができるようになってほしいものです。