10月27日(土)に一滴文庫の「帰雁忌」に3年生7名が朗読で参加しました。今年度は水上勉先生の「若狭路」の中の一説を朗読しました。オープニングということで,緊張もしていましたが,観客の方からは,高い評価をいただきました。急遽,講演の中での朗読も頼まれ,取り組みました。
その後,東京大学の五百旗頭 薫准教授の講演やパネルディスカッション等を聴き,最後に中学生の思いを聴きたいという声に応え,今回の帰雁忌に参加しての感想を一人ずつ話しました。予定には無かったことで,最初は生徒も戸惑っていましたが,それでも考えながら自分なりの言葉を選び,「水上先生のことは,名前は知っていたけれど,詳しいことは知らなかったので,今回参加出来て良かったです。」「朗読に参加しようか迷っていたけれど,水上先生の色々な知らない話を聴けて,参加して良かったと思いました。」「水上文学を朗読していると,この辺りの情景が出てきて,読む度にいいなあと思うようになりました。」というような感想を述べていました。日頃,文学について話す機会が無いことを思うと,本当に良い時間だったように思います。