平成28年も残すところわずかになってまいりました。
この1年間を生徒一人一人の成長の観点で振り返ると、激動の1年間であったと思います。特に1年生は、小学校6年生の2学期末の時期からの1年間ですから、その成長にはものすごいものがあります。
多感な中学生時代、思春期特有の悩みをみんな抱えています。コンプレックスや劣等感、群れでいないと不安になったり、相手と合わせないと仲間から外れてしまうという思い込み、自分に自信がなく自分らしさを出せないこと、一面でしか相手を見ないことで起きるトラブル、中学生らしい正義感と大人への抵抗など、その大小は人が決めることではなく、自分で抱えつつ、もがき、ぶつかり、成長していきます。心の持ちようについてちょっと切り替えれば、悩みが悩みでなくなることもあります。その子の心の揺れ幅がそれぞれで比較はできませんが、確実に成長していきます。御家庭でも色々あるでしょうし、親としての悩みは尽きないと思います。生徒の変化を見逃さないように、一人一人を大切にし、どの先生も生徒と向き合ってきました。
保護者の皆様や地域の方々の御理解と御協力により、2学期も無事終えることができました。ありがとうございました。
平成29年が皆様にとって良い年となりますようお祈りいたします。
(校長)
部活動や補習も終わり、たいへん静かな教室です。 また、年明けにみんな揃って、頑張りましょう! |