感動の夏
7月27日に開幕し8月12日に閉幕したロンドンオリンピックでは、204の国と地域の参加があり、連日すばらしい熱戦が繰り広げられました。日本は、金メダル7個を含む史上最多38個のメダルを獲得し、日本人選手の活躍により私たちに多くの感動を与えてくれました。
このように今年の夏はオリンピック一色でしたが、本校では軟式野球部の快進撃がありました。7月26日に県大会優勝を決め、8月7日からの北信越大会出場を果たしました。北信越大会では、決勝で敗れはしましたが準優勝となり、8月18日からの全国大会出場を果たしました。全国大会の1回戦では、残念ながら5対6で惜敗しましたが、2度にわたり同点に追いつくなど最後まであきらめない本校のチームカラーを十分発揮した内容でした。大会期間中、長野、群馬まで遠路はるばる応援に駆けつけていただいた保護者をはじめ多くの皆様に感謝申し上げます。今後とも、本校の子どもたちの活躍にご声援よろしくお願いいたします。
さて、2学期が始まりました。授業日数は77日間あり、もっとも長い学期となります。主な行事として、若中駅伝競走、中体連新人戦、文化祭、郡音楽会などがあります。子どもたちは、これらの活動を通して大きく成長してくれるものと期待しています。このほか3年生にとって進路という大きな課題が待ち受けています。ご存じのとおり、若狭地方の高校再編により3校から2校となるため、これまでと違った入試対策が必要となります。2校に新しく新設される学科についての情報につきましては高校側と十分連携をとって参りますので、お子さんの進路につきまして不安な点、わからないことがありましたら遠慮無く学校までご連絡ください。
今、全国の中学校では大津市で明らかになったいじめによる自殺事件が大きな問題になっています。私たち教職員一同は、常に危機意識を持って、「いじめは絶対に許さない」という強い気持ちで生徒指導に当たりますので、いじめ等の問題行動で気になる点がございましたらなんなりとご相談ください。子どもたちが毎日元気に登校できる学校を目指しています。ちなみに、本校生徒の1学期完全出席者は全体の56.9%でした。欠席ゼロ(早退、遅刻含む)の生徒は66.9%でした。この数字を2学期さらに向上させていきたいと思っています。心身ともに健康で「学校に行くのが楽しい」という大飯中学生を育成していきます。