「桜ばな いのち一ぱいに 咲くからに 生命(いのち)をかけて わが眺めたり」
岡本 かの子さんの短歌を学習しました。桜の花が命をみなぎらせて精一杯に咲いているから,私もまた懸命になって桜の花を眺めたのだ。という意味あいの歌です。桜ばなの「いのち」とそれを眺めるわが「生命」,どちらも限りある生を精一杯に生きようとしている充実感に満ちた姿を感じ取ってもらいたかったのですが,子どもたちは,今の自分達に呼び掛けている歌であり,今していることやいろいろなことを,精一杯頑張るんだ!といっているという風に解釈しました。勉強・部活・水泳・習い事・・・と頑張ることはいろいろあるようですが,いずれにせよ,精一杯頑張る姿は見ている者も気持ちが良いものです。そんな姿が,大飯中学校の至る所で見られることを願っています。