着任の御挨拶
先週6日(土)には、平成25年度入学式を執り行いましたところ、多くの御来賓と保護者の皆様の御臨席のもと、滞りなく入学式を終えましたことを嬉しく思います。また、2・3年生の保護者の皆様には,お子様の御進級を心からお喜び申し上げます。新入生64名を加えて、全校生徒179名、学級数8で平成25年度をスタートしました。生徒が充実した学校生活を送ることができますよう、教職員一同、一丸となって取り組みたいと思います。保護者や地域の皆様には、特段の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
さて、本校の教育目標は、「心豊かでたくましく 未来を切り拓く生徒の育成」とし、「めざす生徒像」を次のように定めました。
・自ら考え、正しく判断し、行動できる生徒
・いつも礼儀正しく、きまりを守る生徒
・夢や目標の実現に向けて,最後まで粘り強く取り組む生徒
学校では「知」「徳」「体」のバランスのとれた教育を進め、基礎的・基本的な力をしっかりと習得させ、次代を主体的に生きる力を育成することをめざします。
多感な思春期にある中学生は、様々な悩みやストレスを抱え悶々とした気持ちで毎日生活していることも珍しくありません。そのような発達段階にある中学生には、落ち着いた気分で安心して学校生活が送れる環境を整えることがとても重要だと考えています。そのために、具体的に次のことを取り組んでいきたいと考えています。
・挨拶ができること
挨拶は社会生活を営むうえで、基本的な躾の範疇にあります。一人一人が自分から 進んで挨拶をすることにより、学校生活が温かな人間関係に包まれることを願ってい ます。学校内だけでなく地域に出てもしっかりと挨拶ができる大飯中生をめざします。
・掃除がしっかりとできること
昨年度から本校では「黙働清掃」に取り組んでいます。今年度は、ステップアップ し、掃除の時間は環境美化とともに、「心を磨く時間」(感謝の気持ち、物を大切にす る気持ち等の豊かな心の育成)と位置づけ、「黙働流汗(もくどうりゅうかん)清掃」 に取り組みます。黙って一生懸命清掃ができる大飯中生をめざします。
・下駄箱の靴を整頓できること
朝の玄関を「心を整える場所」と位置づけ、下駄箱の靴を揃えることを通して心を 整え、落ち着いた気持ちで学校生活をスタートできる大飯中生をめざします。
挨拶や清掃、整理整頓等の社会生活のルール、きまりを守ることを通して豊かな心を 育むことができれば、中学生の本分である学習にもしっかりと取り組み、自分の将来を切り拓くたくましい力が育つものと確信しています。御理解と御協力をよろしくお願いいたします。