2013年5月8日水曜日

5月の学校だより から


                           

新緑の季節に

 桜並木も葉桜となり、野山の木々も柔らかな新緑を彩っています。新年度に入り早1ヶ月が過ぎました。その間、年度当初の様々な行事もほぼ順調に終えることができました。1年生は、年度当初の緊張した表情は和らぎ、中学校生活のリズムが少しずつ定着してきたかのようで落ち着いた学校生活をスタートしています。2、3年生も部活動等で先輩らしく後輩にいろいろと教えてくれている姿が見受けられ、頼もしく感じられます。
  さて、先週末には、PTA総会ということで、保護者の皆さんにはお疲れのところ御出席をいただき御苦労様でした。その場で、本校のスクールプラン等の要点を説明させていただきましたが、教育効果をあげるためには、保護者の皆さんとの連携が極めて大切です。特段の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

挨拶運動、黙働流汗清掃、靴(心)の整頓、取り組んでいます

 毎朝、生徒玄関前で挨拶運動に取り組んでいる生徒会のメンバーと一緒に、数名の教員も自発的に朝の挨拶で生徒を迎えています。「おはよう。」「おはようございます。」挨拶を通して心が通う実感があり、すがすがしい朝のひとときと言えます。元気の良い明るい挨拶ができる生徒は少なく思いますので、根気強く指導を続けたいと思っています。生徒に挨拶の習慣を定着させることは躾の範疇にありますので、御家庭でも御協力をよろしくお願いします。
  毎日の10分間の清掃時間では、「黙働流汗(もくどうりゅうかん)清掃」に取り組んでいます。清掃の時間は無言で一生懸命に汗を流そうというものです。清掃を頑張ることにより環境美化と共に心も磨こう(感謝の気持ち、物を大切にする気持ちなどの豊かな心の育成)と考え取り組んでいます。無言清掃はかなり定着してきましたが、“流汗”清掃までには一層の取り組みが必要です。しかし、頑張る生徒は本当にしっかりやっています。そんな生徒を見ると、“さすがに大飯中生だな”と勇気づけられ、嬉しくなります。
 また、本年度から朝の玄関は「心を整える場所」と位置づけ、靴を整頓することを通して心を整え、落ち着いた気分で一日の学校生活をスタートしようというものです。脱いだ下足をしっかりと整頓する生徒の様子に、充実した学校生活の一日を予感します。現時点で、約9割の生徒が靴の整頓に気配りができるようになりました。とても嬉しく思っています。
  保護者や地域の皆さんには、御都合がよろしいときにいつでも本校の門をくぐっていただき、生徒の頑張っている様子をご覧いただければ有り難く思います。

全員競走大会から

 先月25日(金)に全員競走大会を実施しました。自分が走り終わった後は、ゴール付近で大きな声で応援。「頑張れー、頑張れー!」その声に応えて、ゴールを目指す生徒は最後の力を振り絞っていました。その様子に大飯中生の仲間への思いやりの気持ちに心を打たれ、また真面目に精一杯頑張れる大飯中生が増えてきたことを嬉しく思いました。気持ちの良い青空のもと、気持ちの良い本校生徒の頑張りを見ました。走り終えた後の満足感で一杯の爽快そうな表情がとても印象的でした。